■ Windows11がリリースされて
2021年10月に新OS、Windows11がリリースされだいぶ月日も経ちましたが、Windows10が最後のOSでは?と思ってらっしゃった方々、使用中の機器が Windows11に非対応・・・などお嘆きの方も多いようです。Windows 11のシステム要件はかなり厳しいですよね、一概には言えないですが、おおよそ2018年製造以降の製品で、まあまあの性能のパソコンでないとMicrosoftが定めた要件をクリアできないのが実情。
■ そもそもWindows10はいつまで使える?
Microsoftのアナウンスでは、Windows 10は今のところ、2025年10月14日までサポートされる。微妙な猶予期間です。
ただご提案したいのが長年使用して、パフォーマンスが落ちてきているパソコン、今は我慢できる範囲でもOSはさまざまな更新プログラム、仕様変更を伴う大きなアップデートが随時行われ、つまり Windows自体が進化していきます。
結論を書くと、古いPCでも手の入れ方で、残りの年数を
かなり快適に使うことが可能です。
それには比較的交換コストの安価なHDD、これを高速なSSDに変更し、欲を言えばRAM(メモリ)を増設する。システムの状態が悪くなければ、データなど丸ごと引き継いて使用も可能です。
発売年代で大雑把に見ると一番進めたいのが、2018年頃流通したPC。上位クラスでない限りまだHDD仕様、そろそろパフォーマンスに不満が出ている頃、大多数がWindows11更新のためのシステム要件はクリアしてる。今のうちSSD換装、Windowsはアップグレードが必須です!
昨今の半導体不足、物価の高騰の世相の中、私見ですが、SSDやメモリは価格が下がっており今が替え時と思います。
残念ながらWindows11は要件を満たさないという方でも、残りの期間快調に使えるメリットは大きいです。(2013年発売など10年選手PCでもまずまずの仕上がり、多くの方が納得していただく性能向上ができる場合が多いです。)
■ SSDとは?
SSDとは正式にはソリッド・ステート・ドライブ、いわゆるデータやシステムを保存するための機器、従来のハードディスクドライブに当たるものです。
HDD(ハードディスクドライブ)は、モーターで記録媒体の磁気を回転させるためパソコンの処理速度向上のボトルネックになっていると言われてきました。→物理的に駆動しますので遅いし消耗します
SSDは半導体素子メモリを使った機器なので衝撃に強く、発熱や消費電力が少ない、読み書きの速度が従来に比べ劇的に向上するというメリットがあります。
→価格が安くなってきたので導入しやすくなりました!
SSDとは正式にはソリッド・ステート・ドライブ、いわゆるデータやシステムを保存するための機器、従来のハードディスクドライブに当たるものです。
HDD(ハードディスクドライブ)は、モーターで記録媒体の磁気を回転させるためパソコンの処理速度向上のボトルネックになっていると言われてきました。→物理的に駆動しますので遅いし消耗します
SSDは半導体素子メモリを使った機器なので衝撃に強く、発熱や消費電力が少ない、読み書きの速度が従来に比べ劇的に向上するというメリットがあります。
→価格が安くなってきたので導入しやすくなりました!
(余談ですが・・・)※システム要件のハードルについて
- 「メモリ、ストレージ容量」この項目のハードルは比較的低いはず。少なくともWindows10リリース移行に販売されたパソコンならほとんどクリアされていると思います。ただ問題は「CPU、グラフィックス、UEFI、TPM」、大体CPUの世代とTPMのバージョンが問題になります。CPUは第8世代とされる2017年代後半のもの、TPMは暗号化やデジタル証明書に関係するチップ、2018年くらいに販売された国産PCでもクラスによって非対応なものがそこそこある印象です。